ご挨拶
改めましてこんにちは!私たちはYAYASAN(公益法人) Satu Cahayaと申します。
本日は、私たちの保育園ボランティアプロジェクト「PCBキャラバン」に興味を
もっていただき、本当にありがとうございました。
最初は、私が海外で保育するのなんてできるのかな?と疑問を持つと思います。
また、海外って危ないんじゃないの?といった不安もあると思います。
このページでは一つ一つの事を丁寧に解説し、フェアな情報を出すことで、
たくさんの人たちに支えられる事業にしていきたいと思います。
日常では決して得られない経験がある。
日本にはない心の温もりがある。
ようこそ、神々の棲む島、バリ島のリゾート保育園へ!
募集期間および費用
▶短期キャラバン
●募集期間
・第1期 : 2018年8月16日〜10月31日
・第2期 : 2018年12月1日〜1月31日
上記の中で可能な日をお伝え下さい。現地滞在は2週間となります。
2名より決行。友人同士の参加も可。
●必要な費用
航空券代金、保険代金(クレジットカードに付帯している場合は不要。不明な点はお知らせください)、参加費用1人5000円(宿泊所・給食費として)
▶長期日本人駐在員
●期間
スタート時期応相談。1週間の国内研修(交通費は弊会が負担)の後、渡航を行う。
赴任期間は半年間を1タームとする(ソーシャルビザ使用)。
また、帰国後、社会福祉法人国際事業部への登用制度あり。
●必要な費用
航空券代金、及び現地滞在生活費。ただし、1週間を超えた分の国内OJT(研修兼パートタイム労働)の場合、1日8000円の給与支給を行う。
また、現地生活費として5Juta(日本円で5万円程度。現地職員の2ヶ月の給与に相当)を毎月補助する。宿泊所無料支給。給食無料支給。
ボランティア参加資格について
今回、キャラバンのパンフレットを配ったのは2種類の学校です。
一つは、保育士養成課程の学校、
もう一つは、インドネシア語学科のある学校です。
どちらの学生の方も、「私語学ができないんだけど」「私保育分からないんだけど」
と不安になると思います。
そんな皆さんに、こちらから求める参加資格をお伝えします。
参加資格要件1(どちらかを満たすこと)
・保育課程を卒業する見込みがあり、保育の勉強をしていること
(現在、私たちの園には日本語ができる職員が複数人います。コミュニケーションの心配はありません。)
・インドネシア語もしくは英語の日常会話ができること
(語学専攻の皆様には、絵本のローカライズ+読み聞かせ体験など、専門性を活かした貢献をお願いしたいと思います。)
参加資格要件2(すべてを満たすこと)
・現在、学籍を持つ者は必ず保護者に許可をもらうこと。また、必ず学校に話を通すこと。
・保険や安全対策など、こちらが指示することに必ず従い、またその保全に努めること。
・国際貢献への志を持ち、日本人としての品位と節度を保つこと。現地の文化に敬意を払い、心のこもった対応に努めること。
園の写真・情報とデイリースケジュール
園舎と一日の流れを載せておきたいと思います。
設置主:United Enlightenment Group
YAYASAN(公益法人) Satu Cahaya + 社会福祉法人 一光福祉会
園舎:鉄筋コンクリート造 約1700㎡
園児数:現在約60名在籍(1歳児〜年長児)
保育風景
一日の流れ
7:00 開園
9:10 体操
9:25 朝の会
10:00 設定保育
11:00 給食
12:00 午前のみの園児は降園
午睡
15:00 おやつ・自由遊び
17:00 閉園
園のアクティブな情報
園のホームページ(英語・インドネシア語)
現地の治安及び安全対策について
バリ島は、一般的に比較的治安が良い場所と言われています。しかし、日本と同じ感覚でいると、思わぬ危険に巻き込まれる可能性があるため、注意を怠らないことが必要です。皆様には、安全の手引きを配布しますので、熟読をお願いします。以下は、要約と園の対策のアウトラインを記載いたします。
▶犯罪について
外務省からの注意喚起は主に5点です。中でも、麻薬はこの国では死刑になるため、空港で見知らぬ人から荷物を頼まれても断るなど、注意が必要です。
・スリ・ひったくり
・置き引き
・侵入窃盗
・麻薬
▶交通・宿泊時の安全対策
キャラバン中は、通園時の安全に配慮し、幼稚園内に設置された宿泊所にて生活することになります。基本日没後は現地滞在スタッフの帯同のみ可とします。また、土日を使ってリゾートホテルに宿泊したい場合は、信頼のおけるドライバーをアテンドしますが、交通費及び宿泊費は自己負担となります。
▶テロについて
バリは、インドネシアの中でも特殊でヒンズー教であり、イスラムテロの標的になりにくいと言われています。しかし、日本も含めいつ何が起こるか分からないため、繁華街など人の多い所に行く場合は、自分の身は自分で守るということを心がけてください。(園外に関しては、弊会は免責とさせていただいております)
▶病気について
現地は、日本ほど医療が発達しておりません。十分に健康管理には気をつけてください。また、生水は飲めません。園や宿泊所に設置されてあるウォーターサーバーを使用してください。また、蚊によるデング熱、狂犬病などに注意してください。
▶火山・地震について
現在、バリ島では火山活動が活発となっています。キャラバンの宿泊地は、火山活動場所からおよそ1県分離れていて安全ですが、噴煙により空港が閉鎖になる場合があります。その場合は、船で隣の島へと渡り、そこからアクセスすることになります。
津波については、河川部、海から十分に離れた島の中心部に所在しています。地震の頻度は日本に比べ少ないといえますが、もし大きな地震が起きた際は、園庭に避難し、また万が一大きな津波が来た場合には、鉄筋コンクリート造りの園の二階に移動することとなります。
その他、最新の治安状況については、以下のページをご覧ください。
キャラバンの目的とバリ島での日本人の貢献について
私たちが日本式のこども園をバリ島に出すこと原動力になったのは、
この国の教育にまだまだ多くの課題があったからです。
昔はバナナの葉でご飯を包み、食べ終われば横に捨て、土に返る。
古来より、勤勉で素朴で信心深いバリの人たちは、幸せな生活を送っていました。
ところが、そんな人々にプラスチックが持ち込まれました。
美しい宝であるビーチは、現在ゴミ問題に揺れています。そんな状況を変えるのは
遠回りに見えて幼児教育の力であるはずです。
ところが、現在の教育は、足し算引き算を無理やり詰め込み、
できなければ体罰を伴い叱られるような教育です。遊びが集団で発展することはなく、
こども園の設備も汚い。それでも子どもたちは与えられた環境の中で
なんとか楽しみを見つけようと努力しています。
これって、私たちができることがたくさんあるのではないでしょうか?
難しいことはさておき、自由と規律をきちんと両立させ、清潔な環境の中で
安心して過ごす。そんな最低限のことを成し遂げることにも、多くの力が必要です。
私たちの園の先生たちは、とても真面目で優しい心を持っています。
そして日本人が忘れてしまった大切な事をたくさん知っています。
ところが他方で、日本人から見るとまだまだ「あれ?」と思うことがたくさんあります。
どうかそんな彼女たちと友情を深めながら、子どもたちの未来を彩っていただければと
願っております。